2日で5万!イベントスタッフ高額日給や時給の罠を徹底解説
目次
1.2日で5万!イベントスタッフ高額日給や時給の罠を徹底解説2.高時給のカラクリ 騙されないで!3. 筆者の過去の体験談、後悔4.こんな文言に気を付けろ!応募する前にしておくこと5.このままじゃ終われない…もし騙されてしまったら6.まとめ2日で5万!イベントスタッフ高額日給や時給の罠を徹底解説
イベントスタッフのバイトをお探し中の皆さん、突然ですが、求人サイトでこんな内容の掲載を見たことはありませんか?
・MAX日給2万8,000円!!交通費&ボーナスアリ!イベントバイト
・時給2,000円の現場多数!がっつり稼げる短期バイト!
こんな感じの求人。どの求人でもよく見かけますよね。イベントスタッフってこんな稼げるの?と思うかもしれませんが、あらかじめ言っておきます。こんな貰えるハズがない。
残念ながら、魅力的すぎる求人掲載には必ず裏があります。実際には全く違う仕事紹介されあり、給与が全然違うことがほとんどです。
こういった求人掲載を見極めるコツや、そういった求人に引っかかってしまった場合どうすればいいのかなどをまとめてみました!
高時給のカラクリ 騙されないで!
このような極端に高い日給や時給をチラつかせている求人掲載は、実際の給与待遇はが大きく異なっていることが大半です。
「面接にいったら実際に提示された金額は掲載されていたものの半分だった…」と言う話をよく聞くことがあります。
さらにこういった求人の給与は、「見込み金額」として掲載されているケースがほとんどです。日給2万8000円という額も、24時間働いた額だったりとか、友人紹介料などの何らかのボーナスが加算された結果の額だったりするのです。
中には全くデタラメな内容を記載しているところもありますが…。高時給の掲載で応募者を釣って、まったく違う仕事を紹介するとか、悪質極まりないですよね。
それでも、「まあせっかく面接に来ちゃったし…いいか。」、と仕事を引き受ける人が結構いるんです…!だからこういった掲載は中々なくならない。
そもそも、こういった高時給の掲載って詐欺なのでは…?と疑問が浮かびますよね。
しかしながら、法律では問題にはならないんです。
あくまで求人サイトに掲載されているのはあくまで、申し込みを誘引するための「労働条件の目安」のため、実際の業務との若干の差異があっても問題にならないんだとか。まさにギリギリのラインを突いてきている…。
それでも僕らからしたら騙された事には違いないですからね。面接に行く時間も奪われてますしね。面接に行く時間とワクワク感を返せ!!
こういった悪行に制裁を与えたい…!!
筆者の過去の体験談、後悔
実は筆者も以前、こういった求人掲載につられて痛い目に遭いました。イベントスタッフの求人を探していた時に、こんな掲載を見つけたんですよね。
◎ボーナスあり ◎昇給あり ◎交通費別途支給 ◎週払いOK
交通費:一部支給
「日給28,000円!!すげえええええ!!!」と興奮してすぐに応募したのを今でも覚えています。
でも、実際面接に行って仕事を聞いてみると、どうやら募集要項に書いてあることと随分内容が違う。8時間労働で7,200円…時給900円換算。交通費だって500円しか支給されない。いや、おかしいだろ。日給2万8,000円とか出まかせにもほどがある。
そのことについて、実際に派遣会社の方に聞いてみたんですよ。すると、
「ああ、あれはあくまで広告だからね~。一番待遇のよい仕事の時の給与を掲載しているんだよ~。」と、さらっと一言。
いやいやいや、紛らわしい掲載しないでよ…。というか、怪しい。そもそもそんな求人ない気がする。
筆者「その求人情報はいつ入ってきますか?」
担当者「わからないです。当分先ですかね。」
いやいやいやいやいやいや、絶対最初からそんな求人なかったでしょ…。
その求人の詳細を聞いても、「そこまではお答えできません」と一言。なんで過去の求人にプライバシーがあるんだよw!不信感MAXで登録せずに帰りました。
イベントスタッフをはじめとする派遣会社の仕事はいくつか取り組みましたが、求人掲載と比べて実際の給与や待遇が異なるのはよくありました。
若干の違いであれば許容してもよいかもしれませんが、私のようにあまりにも業務内容に差異があるものに関しては、労働環境や会社の運営に問題があるケースがあるので、仕事を引き受けない方が良いと言えます
もしも引っかかってしまった方は、
こんな文言に気を付けろ!応募する前にしておくこと
求人掲載で露骨にウソの掲載をしている派遣会社は、人員が恒常的に集まらないためにそういった詐欺まがいの求人をしているんです。
そのため、会社や労働環境に何らかの問題を抱えていることが多いです。なるべく、そういった求人には申し込まないほうが良いです。
■事前にチェック!こんな求人情報には要注意!
・明らかに時給が高いもの
イベントスタッフのバイトの時給の相場は高くても1,500円くらいまでです。
それより明らかに高い時給の案件を見つけた場合は真っ先に疑うようにしましょう。
・最大日給~万円!という掲載
何らかのカラクリがある。ただ人数をいっぱい集めたいときに派遣会社が使う手段。まずその日給に達する者は現れない。いたら勇者。
・時給が掲載されていないところ
日給~円のみ掲載しているところ。労働時間で割ってみたら時給がめちゃくちゃ低いところもある。
・誰か助けて下さい!!
ホントに人員不足で困っている派遣会社。ウソの記載をしない点では好感が持てるが、こういったふざけた掲載をしちゃってる時点でお察し。
↑こういった求人を見たら、応募する前に一度電話やメールで問い合わせてみることをお勧めします。
ただ、よく考えればわかる話なんですよね。
誰にでも出来る仕事でそんな高時給が貰えるはずがないじゃないですか。何の疑いも持たずに掲載内容を鵜呑みにしてしまう、いわゆる「世間知らず」の方をターゲットに悪徳派遣会社はこういった求人を掲載しているわけです。
このままじゃ終われない…もし騙されてしまったら
そうはいっても、そういったワナに引っかかってしまった人も多いのではないでしょうか。もう被害にあってしまった人もいるかと思います。
そんな方々へ、お聞きします。
「このままで終わっていいんですか?」
あまりにも求人要綱と内容が違い過ぎて、無駄足のまま家路についた人もいるでしょう。
「そのまま歯を食いしばっているだけでいいんですか?」
まあ仕方ないか、ビジネスだもんなこの世は。
「アクションを起こしましょう...!」
運が悪かったと諦めることもできるかもしれませんが、私たち被害者が何かアクションを起こさないと、彼らはまた同じ悪行を繰り返すかもしれません。それに、やっぱり悔しいですよね。
もしそういった求人に引っかかってしまった場合、以下の方法を試してみると良いかもしれません。
■報復方法1 求人サイトに問い合わせ
一番堅実(??)な方法がこれです。その求人サイトを運営してる会社に問い合わせるという手段があります。そういった質の悪い求人がメディアに掲載され続けると、求人サイトの評判にも関係してきますからね。運営会社も意外としっかり対応してくれます。
具体的に、下記のような対策が取られます。
2、求人サイトの運営から代理店の担当者へ確認が入る
3、代理店の担当者が掲載企業へ事実確認を行い、経緯書などを作成
4、媒体社からユーザーへ連絡
5、該当項目に関する表記の決めごとなど、その後の対応を決める
あまりに報告が多い求人会社はサイトの利用を停止させられることもあり、会社の動きを止めるのに効果的な方法と言えますね。
求人情報と事実が異なる場合のQ&Aも用意されていますね。臆せず求人サイトにお問い合わせしてみるようにしましょう!
■報復方法2 派遣会社と交渉
派遣会社との面接の際に、派遣会社の方に直接交渉してみるのもいいでしょう。抗議して時給が上がるということはおそらくありませんが、会社側が掲載内容を見直すきっかけになるかもしれません。
派遣会社の上役が求人サイトの掲載内容を把握していない場合もあるので、この方法もオススメです。
まとめ
いかがでしたか。残念ながら、この世は内容を誇張しすぎている求人で溢れています…。実際、求人サイト利用者の半数がこういった実際の労働条件とのギャップを感じているようです。
多少のギャップは許してもよいかもしれませんが、あまりにも内容に偽りがある場合は、掲載元の求人会社に問いあわせるか、直接求人会社にその旨を訴えてみてもいいかもしれません。
美味しすぎる求人には必ず裏があると覚えておきましょう。